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この度、Microsoft社よりリリースされたWindows11 24H2 で追加された「Windowsで保護された印刷モード」に関する注意事項についてお知らせします。
【概要】
Windows 11 2024 Update（バージョン24H2）には、[Windows で保護された印刷モード]という機能が導入されました。初期設定では機能が無効となっていますが、有効にした場合、すでにインストール済の「ECAD PDF Driver」がOSによって自動的に削除され、ECADからPDF出力ができなくなります。
◆対象製品
ECAD DCX（全バージョン共通）
ECAD dio（全バージョン共通）
WIRE CAM DX（全バージョン共通）
[Windows で保護された印刷モード]機能を有効にした際に発生する事象
・ECADからPDF出力ができなくなります。
・WIRE CAM DXでECADの図面取り込みができなくなります。
◆回避策
設定を有効化しないようにしてください。
削除されてしまった場合の復旧策について
[Windows で保護された印刷モード]を無効に変更し、改めて「ECAD PDF Driver」をインストールしていただく必要があります。
[Windows で保護された印刷モード]機能が有効に設定された状態。「オフにする」ボタンをクリックすることで機能を無効に変更します。
「ECADMenu.exe」からECAD本体のインストーラーを起動すると、自動的に「ECAD PDF Driver」のインストールが開始されます。「ECAD PDF Driver」のインストール完了後にECAD本体のインストールの画面が表示されますが、「ECAD PDF Driver」のみのインストールのためECAD本体のインストールは「キャンセル」ボタンをクリックして終了します。
本件に関しましてご質問などございましたら、ECADサポートセンターまでお問い合わせください。