電気CAD ECAD®シリーズ
Product details電気CAD制御設計&受配電盤設計CAD
ECADシリーズは、約40年にわたり国内電気設計者に向け開発を続けてきた制御設計・受配電盤設計のための機能を豊富に搭載した2D CADシステムです。 設計品質の向上、業務効率化、省力化などの課題を解決いたします。
制御設計から製造工程まで
すべての工程で最適な効率化を
ECADシリーズは、約40年にわたり日本の電気設計者のために開発を続けてきた制御設計や受配電盤設計のための機能を豊富に搭載した2D CADシステムです。国産の電気設計CADとして業界トップクラスの導入実績を誇ります。
電気設計者と共に成長してきたECADシリーズは、豊富な専用機能により、設計品質の向上、業務効率化、省力化などの課題解決に応えます。
「ECAD®シリーズ」の特長
- 電気設計専用コマンドで作図スピードをアップ
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汎用2D CADを超える機能と使いやすさ
汎用2DCADが一般的に持つ機能はすべて網羅し、そのうえで制御盤レイアウトを容易に行える各種機能を持ちます。同一ページ内でのマルチ尺度管理をはじめ、文字や図形の整列機能、ピッチでの複写、回転機能、連続寸法の作成や作成した寸法の編集、寸法点の追加・削除機能、寸法補助線の一括整列機能など、設計を効率化する様々な機能があります。
- 複数ページにまたがる回路図などを1ファイルで管理
- システムが自動でエラー検出を行い、検図工数を大幅削減
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機器番号や線番の未入力・重複などのうっかりミスを素早く察知
エラーリスト上でダブルクリックすると、エラー箇所にダイレクトにジャンプするため、エラーの修正が容易です。
接点なしコイル、接点数オーバー、電線情報未入力、線番未入力、線番重複、線番不統一、渡り線番チェック、ケーブル番号未入力など、回路入力や線番入力時のミスを素早く察知できます。他にも、DCXでは部品構成の自動チェック、電流容量チェック(自社仕様に基づいた安全基準を定義することも可能)、部品組み合わせの妥当性チェック、部品の割り当てや機器番号の入力、電材情報の設定など、設計情報の設定漏れをリアルタイムに検出し、通知します。
- 図面から部品表や板金加工図などを出力
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ワンクリックで部品手配や製造手配に活用できる、図面や帳票を作成
回路図や配置図、部品情報などをもとに、部品表や布線表などの様々な帳票を作成することができます。
集計や起票は自動で行われ、部品情報を図面から拾う作業や、その情報をエクセルに転記する作業は不要です。劇的に作業時間と入力ミスを削減することができます。
- DXF/DWG/SXF(CALS/EC)の入出力、PDF/TIFFの出力など豊富なファイル形式に対応
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異なったCAD間でのデータ授受の要求に対し、汎用CADユーザーとダイレクトにデータ受け渡しを可能にするためのDWGファイル変換も標準でサポートしています。
「ECAD 2023」では最新バージョンのAutoCAD2023で作成したDXF/DWGファイルを読み込むことが可能。また、国土交通省のCALS/EC(SXF)にも対応しています。
- 日東工業のキャビネット穴加工図作成Webシステム「キャビスタ」を標準搭載
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キャビスタとは?
日東工業(株)の穴加工図面作成Webシステム「キャビスタ」は、日東工業の標準キャビネットに機器取付け用の取付け穴加工をWeb上で指示し発注用の図面を作成するシステムです。
CADデータから穴加工済キャビネットを簡単に手配可能
通常、電気設計の図面作成時に、キャビネットの穴加工のために穴加工図を作成しています。また、この穴加工図を基に「キャビスタ」上で再度、穴加工指示を作成します。この運用では、穴加工に関するデータ定義を2度おこなうことになり非効率であることが課題でした。
ECADシリーズでは、機器配置図から穴加工用の穴加工図面を簡単に作ることができます。その図面から「キャビスタ」用の穴加工データを作成。「キャビスタ」上にデータをアップロードするだけでWeb上で穴加工付標準キャビネットの発注が可能となります。穴開け加工図作成コマンドで配置図のページを自動検索。すべての配置図のページを対象に、一括で穴開け加工図を作成できます。また、穴情報として複数のレイヤを対象とすることも可能です。
なお、ECAD 2023から、キャビスタ連携は標準搭載されています。ECADエディタから日東工業(株)の最新の標準キャビネット図面を取得
ECAD上の専用コマンドを使用することで、作成した制御盤等の図面からキャビネットサイズを取得して、最適な日東工業(株)の標準キャビネットを配置できるようになりました。従来は日東工業カタログサイト「N-TEC」にアクセスし図面をダウンロードする必要がありましたが、「ECAD 2023」からよりシームレスになりました。
また、キャビネットデータもECAD側で最新データを自動取得し、常に最新の状態を保ちます。
汎用CADからの移行による効果
※A3 50ページの制御回路作図時
汎用CAD | ECAD | 削減時間 | |
作図スピード(設計検討時間は除く) | 3人日 | 2人日 | 33% |
表題欄の入力 | 30分 | 5分 | 83% |
コイル・接点のアドレスチェック | 1時間 | 3分 | 95% |
結線渡りのアドレスチェック | 1時間 | 3分 | 95% |
線番・機器番号など漏れのチェック | 1時間 | 3分 | 99% |
図面の出力 | 10分 | 2分 | 80% |
PDF出力 | 13分 | 2分 | 85% |
部品表の作成 | 4時間 | 1分 | 99% |
導入事例
トピックス
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